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司法試験から司法書士試験への転向は99%失敗する

この記事は以前他のサイトで書いたものを編集&転載しました。

資格試験浪人をしていた頃の話をしよう。

私は以前、資格試験を目指していた。

最初は一人暮らしのアパートでバイトしつつ資格スクールへ通っていたんだが、途中からは実家へ帰って独学で浪人していた。

途中から実家に帰ったのは、資格スクールに通う必要が無くなったことと経済的な問題からだった。

資格スクールに通う必要が無くなったというのは、合格レベルの学力がついたということではなく、資格試験の勉強ノウハウがわかったからだ。

司法試験や司法書士試験という法曹資格の勉強は独特で、初学者がいきなり独学でやるには無理がある。

「勉強ノウハウを勉強する」ためにも最初は資格スクールを利用するのが得策だ。

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もう一つの経済的な問題は深刻だった。

私は当時なんやかんやで20代も後半になっており、まともな就職はもちろん、アルバイトも簡単には見つからなかった。

年齢が20代も後半になると仕事の幅はかなり狭まっていたのだ。

自分には学習塾や家庭教師のバイトが1番性に合っていたのだが、少子化の影響からか、なかなか授業のコマ数がもらえず稼ぎとしては小さかった。

かといって、コンビニやスーパーのバイトで高卒や中卒の人間と同列に扱われるのは私のプライドが許さなかった。

もちろん日雇いの土方や引っ越しなどは論外だ。

そこまで堕ちてしまったら自分の中の何かが壊れてしまう、そう思っていた。

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そういった事情で実家に帰って来たのだが、そこからも私の人生はたいして変わらなかった。

途中、司法試験から司法書士試験へと転向したが、それで簡単に合格できるわけもなく今に至る。

「司法書士試験へ転向」といったが、これは司法試験受験生によくあることで、早い話がランクを落とせば何とかなるだろうという浅薄な考えである。

だが実際は、そういう転向組のほとんどは上手く行かず、私同様の無様な末路を歩むこととなる。

『司法試験をやっていたのだから、司法書士試験ぐらい簡単さ』

そういう歪んだプライドが受験勉強の邪魔になる。

そういう舐めた連中は勉強そのものが疎かであることが多い。中には優秀な人間もいるが、そういう人は大抵が司法試験で精根尽きており、もう受験生としてやって行けない状態になっているケースがほとんどだ。

一体どこの誰が言い出したのか分らないが、司法書士試験が司法試験に比較して簡単だなんてことは100%、無い。

それどころか、同じ法曹資格とはいえ試験で問われる知識が違うのだから、別の資格試験と認識すべきなのだ。(司法試験での知識がそのまま通用するのは民法ぐらい)

なのに司法試験が大学受験の英語で、司法書士試験が高校受験の英語ぐらいに考えているのだからバカとしか言いようがない。

両者は英語とドイツ語ぐらいの違いがあるのに。

しかも、そういったバカに限って択一さえも合格していないのだから話にならない。

そして、この私も択一すら合格していないのに「司法書士ならチャチャッとやれば通るだろう」という浅薄な考えから転向したバカの一人であった…。

司法試験は一次試験の択一試験と二次試験の論文試験とがあるが、択一は足切り試験であって、それすら通らないのではお話にならない。
私見だが各試験の難易度を難しい方から並べると『司法試験の論文>司法書士試験>>司法試験の択一』ではないかと思う。

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