先日、ひさしぶりに昼に山を下りて街へ出かけました。
普段は(人込みが疲れるから)昼間に街に出かけることはないんですが、クリスマスだし少しぐらいは世間の風に触れようと思ったんです。
でも、それが間違いでした。
幸せそうな家族連れ、恋人同士であろう2人組、ケンタッキーの列に並んでる大学生の集団etc…そういうキラキラ華やいだ空気にやられてしまい、スッカリ気持ちがダウンしてしまいました。
普通の人にはわかってもらえないでしょうけど、ボクみたいな日陰人間はキラキラした感じがダメなんですよ。
他人の幸せを見て自分もウキウキできるのは同じく幸せな人であって、不幸な人間は逆にドス黒いヘドロが心の奥底から湧いて来るんです。
「自分はこんな惨めな底辺人生を這いまわってるのにアイツらは」…的なネ。
もちろんコレがただの逆恨みというか筋違いな感覚だとは分かってるんです。わかってるんですが、湧いてきちゃうんだから仕方がない。
今のところは微かに残った理性と小心さがブレーキになってますが、いつかトンデモナイことをやらかしてしまうんじゃないかと自分で自分が怖いです。
最近もあったでしょう? 大阪の火事。
被害者の人たちには申し訳ないけど、ボクは犯人の側に感覚が近いと思う。
事件のことはTVやネットでしか知らないけど、自分は犯人と大して変わらないんじゃないかなあ?(少なくとも心理的には)
底辺は底辺なりにこっそり生きておれば何とかなるんだろうけど、うっかり先日みたく人並みにクリスマス気分を味わおうなんて思うとバチが当たる。
普段安い肉しか食べてない貧乏人が、たまに高級和牛を口にしたら腹を思いっきり壊した、みたいな…
こんな自分だって、たまには人並みの幸せとかいうものに触れてみたいんだよね。
気心の知れた友達とケンタッキーの列に並びながらクダラナイことを食っちゃべる。
ボク「やっぱ、男同士がイイよなー。女はメンドクセーしさ」
友達A「そういうエリト、おまえ今夜はスズちゃんと約束してるんだろ?」
ボク「いやー、今日はどうしてもって言われちゃってさ。参っちゃったぜ~」
友達B「エリト、おまえ最近つき合い悪いぞー。休みの日はたいていスズちゃんとデートじゃねーかw」
「いやー、悪い悪い。そのうち埋め合わせすっからさ。アッハッハ」
・・・・・これまでの人生において、一度たりともこんな会話などしたことがない。
広瀬すず似の恋人ができたこともなければ、男友達のAやBから遊びに誘われたこともない。
いや、そもそも友達AやBって誰なんだ? そんなもん居たためしがないぞ。ボクは常に一人ぼっちだったんだから。
ただただ惨めな自分を再確認しただけのクリスマスでしたよ。
結局、その日の閉店間際や次の日に半額になったクリスマス品(ケーキとかチキン)を買ってバカ食いしただけのmyクリスマスでした。
この記事、本当はクリスマスの次の日にアップしようと思ってたんですが、あまりに自分が惨めでね、その哀しさに耐えられなくて今日まで上げられませんでした。
今日になってやっとこ正常というか、いつもの自分を取り戻しましたよ。
こうなったら死ぬまでとことん日陰で生き抜いてやるわい!
幸せな人間ども、どっからでもかかってこいや!
コメント
私も似たようなもんです(´・ω・`)
学生時代に彼女と別れた後のクリスマスにバイトでクリスマスイベントの露天してましたけど、なんか感覚麻痺してましたよ。
どうせ皆妥協した偽カップルでしょみたいに思ったり、、今もですけど。
エリトさんは自分の道を歩いてるだけで他人との比較は意味ないよ。
ありがとう。
自分の道というほどのもんじゃないですが、まあ「他人は他人、自分は自分」でやって行きたいですねえ。難しいけれど…
悔しいとか恥ずかしいとか感じるってことはまだそういう普通さに憧れがあるということでは。
何年もニートしてるなら、そういうものに執着はなくなっていくはず。
さては主は偽装ニートで実はサラリーマンとかでは?
考えすぎです。
こういうのは個々人の性格ですから…
10年20年ド底辺人生やって来て金のない生活に慣れた貧乏人だって「お金欲しいなあ」って思う人は居るでしょ?
みんながみんな仙人のように悟れるわけではありませんよ。
あけましておめでとうございます。
私は元旦は地元の神社に初詣に行って、お守りを2つ買ってきました。
今までお参りしたことがなかった末社にもお賽銭を上げてお参りしたので、少しは良い年になることを期待しています。
今年の目標はソー◯に行くことです。
ボクも行こうかなって思ったんですがコロナを心配してまだ行ってないですねえ。
少したって人が減った頃に行ってみようかな。
今年の目標、良いことですな。笑
ボクも夜遊び探検したいけどお金がかかりますからねえ。