私が20代の頃によく引っ掛かって苦労させられた人間に「自作自演人間」があります。
自作自演人間とは今風に言えば「構ってちゃん」のことでしょうか。
周囲の人間の気を引くためにアレコレと「要らんコト」をやらかす人間です。
ただ現実には「構ってちゃん」などといったカワイイものではありませんでしたが。
結論:自作自演(マッチポンプ)人間とは関わってはいけない
見出しが全てなんですが、自作自演人間と関わってもロクな事がありません。
彼ら自作自演人間は、周囲の注意を自分に向けるためには何だってやります。
彼らにとっては相手との人間関係なんてどうでもよく、ただただ自分が注目を浴びさえすればそれで満足なわけです。
だから、ウソも平気でつくし信頼関係も裏切るし、場合によっては犯罪でさえやらかします。
一種の人格障害といってもいいでしょう。
ちょっと前にニュースになった事件で、老人介護の職員が自分でお年寄りを虐待して亡くならせておきながら、その第一発見者を装ったというのがありましたでしょう。
確か自白の中で「自分が第一発見者になって注目されたかった」と言ってたらしいですね。
典型的な自作自演人間です。
犯罪にまで手を染めるのは極端としても、日頃から何かとマッチポンプ式にトラブルを創り出すのが自作自演人間の特徴です。
彼らと関わっていると、何故だかわからないけれどトラブルに遭遇したり、突拍子のない事柄が身の回りに起こったりして時間や労力が盗られるんです。
その際にいつも傍らに居て、何らかのキーパーソンになっているのが彼ら自作自演人間たち。
そして起こったトラブルを収めようと思ったら、彼らの助力を求めなくてはいけない状況になっているという不思議。
そういった事が何回か続くうちに、裏でこっそり火を点けてそこへガソリンを注いでいるのが彼らだという真相がわかって来るのですが…。
真相がわかる頃には火傷の一つや二つは負っているでしょうし、場合によっては大火傷を負っているかも知れません。
アナタの周囲のも居ませんか?
何故だかわからないけど「その人と居るとトラブルが頻発する」って人。
おそらく、その人は自作自演人間の可能性が高いですね。
ポイントは「何故だかわからないけど」です。
普通はトラブルが起こるには何らかの原因があるんですよ。
「火の無いところに煙は立たない」っていうように、本人に全く身に覚えがないのに勝手に火が出て火事になるなんてあり得ないんです。
あり得ないんですが、自作自演人間たちはそのあり得ないことをやらかすから怖いんですね。
アナタの見てないところでコッソリとマッチに火を点けて火種をつくり、それをアナタの近くにポイッと置く。
で、気づかれない様にそろりそろりと薪をくべたりガソリンを注いだり…。
火の手が上がってアナタが困っていると、そこへ消火器を手にした彼が立っている。笑
彼の助力に感謝しつつも、あまりの手際の良さが何か腑に落ちないし、どこか違和感がある、何かがおかしい…。
理屈で説明できなくても何か変な感じがする人とは関わらない
こういった自作自演人間とは関わらないのが1番ですが、これが結構難しいんですね。
油断してるといつの間にか懐に入られているっていうか。
カモにされるのは大体が他人を疑わない性格の人です。
ついつい他人を信用してしまう。
自分で言うのも何ですが、ボクもかなり人を信じやすい方なのでこの手の人間にはいい様に騙されてきました。
今ではもう引っ掛かることもなくなりましたが、若い頃はちょくちょく被害に遭いましたね。
対処法は自分の感覚を信じることです。
「なんかこの人っておかしいな」と思ったら、たとえ理屈で説明できなくても近づかないことです。
特に、この手の人間はアレコレと立派な理屈をつけることには長けてるので口で言うことは信用しないことです。
「この人と関わってると何故かトラブルが多いなあ」っていうだけで十分です。
さっさと距離を置いて離れましょう。
こういう自作自演人間からは「逃げるが勝ち」です。
でないと、自作自演人間の承認欲求を満たす手段として燃やされつづけることになりますから。
以上、ボクの短い人生経験からの拙い処世術ですが、誰かの参考になれば幸いです。
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