ネットを散歩してたら、こんなニュースをみつけた。
67歳の爺さんが自宅で殺された事件なんだけど、殺人事件そのものは珍しくない。
問題は、その殺された爺さんが日ごろから周囲に対して「俺は億単位の金を持ってるんだぞ!」と吹聴してたこと。
近所の人々や知人などに札束の詰まったジュラルミンケースを見せびらかしてたらしい。
「アホか」と思った。
そんなことしてたら、どこぞの悪い奴から狙われるかも知れないことぐらい想像できんかったのか、67歳にもなって・・・
そう思っていたら、自分が大学受験で浪人してた頃のある出来事が頭に浮かんだ。
この話は旧ブログ(はてなブログ)で記事にしたんで、ひさびさに旧ブログに行って引っ張って来たのがコレ↓↓↓
浪人が決まったボクが本屋の参考書コーナーにいたら、現役で一流大学に入っていた中学時代のクラスメイトとバッタリ出会った話。
そのひさびさに出会ったクラスメイトに対して、ボクは思いっきり恥ずかしい見栄を張ったんだ。
「自分が浪人してるのは理3(東大医学部の俗称)を目指してるからであって、そこら辺の大学なら楽勝で合格してるサ」みたいな惨めな言い訳。
今にして思えば、なんでそんな惨めで恥ずかしい事を言ったんだろう・・・
おそらく自分に自信がなかったんだと思う。親からも馬鹿にされ、友達も居ず、もちろん恋人もいなく、誰からも相手にされない自分。
ついでに言っておくと、未だにシロート女性との経験はない。ただし、フー族関係には強いヨ。
心の中は不安や寂しさでいっぱい。
笑われたくない、舐められたくない、馬鹿にされたくない、惨めな自分を見透かされたくない、同情や憐れみから優しくなんかされたくない etc
だからあんな虚勢を張ったんだと思う。
話が前後して申し訳ないが、冒頭のジュラルミン爺さんも寂しかったんじゃないのかな。
家族とも上手く行かず、学校や会社でも心の通う友達ができず、地域社会にも溶け込めない、そんな誰ともつながりの無い人生だったんじゃないか。
大して能力があるわけでもないのにプライドばかり高く、性格がひねてて友達づきあいがダメなボクと合わせ鏡みたいな爺さん。
ボクには億単位の金はないけど、もし仮にそんな大金を持ってたら・・・爺さんと同じく誰彼かまわず見せびらかして自慢してるかも知れない。
馬鹿にされたり笑われたくはない、けれど誰かに認めてほしいし、構って欲しい。「わー、すごい!」って言われたい。
まるで小学生
これがいい歳して実家ニートの子供部屋おじさんの正体でございます。
タイムマシンがあったなら、もう一度子供の頃に戻って人生をやり直したい。
そう思った2019年の暮れです。
コメント
1つ前の記事が見れません。
パスを掛けてるからです。
精神年齢が小学3年生レベルw
>小川さんは4年ほど前に開かれた同窓会に初めて顔を出したということです。
>
>その時の様子について女性は「小川さんはジュラルミンケースを持ってきて、突然、みんなの前で開くと、お金がびっしりと詰まっていて驚きました。
>いろいろなところに持っていって見せているということでした。
うーん、これはイタイですなあ・・
学生証見せての学歴自慢、弁護士自慢、医者自慢、そんなのが全然可愛く見えるぐらいですもんw
これは、エリトさんの読みどおり、その正体はプライド高くて人付き合いの苦手な孤独な爺さんなんでしょうね。ちょっと思いつきませんでした。派手好きの成金爺さんかと思ってました。
エリトさんの慧眼だと思います。
慧眼てほどではないけど、同じ寂しい人間同士だからわかるっていうところがあったんでしょうね。
シロートドーテーってことでおk?キモw