めぞん一刻
今ちょうどFC2で『めぞん一刻』がやってるんだけど、それを観てたら文章が書きたくなっっちゃった。
『めぞん一刻』といえば1980年代に流行った高橋留美子の恋愛漫画なんだけど、今でもFC2で頻繁に配信されるところをみると根強い人気があるんだろうな。
五代裕作(浪人生~大学生)と彼が下宿しているアパートの管理人・音無響子(未亡人)とのドタバタ恋愛漫画。
ドタバタ漫画といっても知っちゃかめっちゃかのギャグやエロというわけじゃなく、所々に切なさや哀しさが感じられる。
リアルタイムでは観てなかったけど、今こうしてネットで見かけたら手を止めて観ることが多い。
1980年代の作品だけあってか至る所で昭和の雰囲気が垣間見えるのが、ノスタルジックで心に染み入る。
わたしの沖田くん
『わたしの沖田くん』も好きだったな。
こちらは大学生になって再会した幼なじみの淡い青春恋愛漫画。
昭和テイストがいっぱいで今の感覚からしたらかなり遅れてる感があるんだけど、その牧歌的な雰囲気が気持ちを和ませてくれる。
アニメ化はされなかったけど一部のマニアックなファンには根強い人気があったと思う。
そういえば最終回の締め方が前述の『めぞん一刻』と同じような感じだったな。ああいうハッピーエンドで大団円ていうのは、当時の青春ラブコメの主流だった気がする。
子供のころから現実世界が苦手だった
ボクは昔からドラマでも漫画でも青春モノが好きだ。
パターンはおおよそ決まっててて、冴えない男の子と真っすぐな性格の女の子の淡い恋愛ストーリーが大好物。
多分、男の子の設定キャラをダメ人間の自分に重ねちゃうんだろうな。
当時の恋愛系漫画はこのパターンが多かったから、おそらくボクと同じような自信のない恋愛DT男子が多かったんだろう。
中でも特に重要なのが「淡い」ってとこ。
今風の二股三股当たり前で、誰と誰が穴兄弟とかいうのはダメ。
そういうのは風情とか味わいがまったく無いもん。
道徳的とまでは言わんけど、登場キャラは基本的に善人でないと困る。というか、それでないと嫌だ。(笑)
登場人物のみんなが理想的な人間。現実には絶対ありえないユートピア。すべてが嘘、虚構の世界。
10代のボクは漫画が作り出すユートピアこそが現実たるべきであって、人間の持つ生々しい性の欲望や世間を渡っていくための小狡さや損得勘定はあってはならないものと思ってた。
そんな極端な考えになったのは、(自分の居場所がない)現実世界を否定することでの逃避や代償行為だったのかも知れない。
反社会的な方向へ走ってしまう人間が往々にして理想的なことを掲げるのはこういうことなんじゃないか。
ひょっとしたら自分もいつかトンデモナイ事をやらかしてしまうかも知れない、そうなったらどうしよう・・・大学生の頃からそんな自己懐疑というか不安を抱くようになったボクは、気がついたら鬱病になっていた。
※青春漫画の楽しい回想記事を書くつもりだったのが、なんだか変な話になっちゃったな。
頭がぼやけて考えがまとまらない。どうやらさっき飲んだ眠剤が効いてきたようだ。
じゃまた、いずれ。
コメント
昔のブログみたいな記事ですね。
個人的にはこういう記事が好きです。
この続きが読みたいですね。
あざっす!
鬱期に入るとこういう記事が書きたくなるんですよ。
需要があるなら、ずっと鬱なのもいいかもしれないな。(笑)
著作権違反の配信を見るのも犯罪を助長しているんですが・・・・・
それぐらい大目に見ましょうよ。
でないと「息が詰まるよな口づけ」しちゃうぞ・・・ちょっと古かったかなw
おっー、「めぞん一刻」ですか、全巻持ってますよ。
自分的には恋愛要素はどうでもよくて、五代くんが大学卒業して「無い内定」なところに自分を重ね合わせていました。ええ、私、氷河期世代ですから。
しかも五代くん、バイトしながら国家資格に走るんですよねー。この辺り自分の人生とそっくりですよ。大学も一浪してるし。
まあ、自分の人生には響子さんはいないんですけどねw
ちなみに恋愛コメディーってことで言うと、同じ高橋留美子の「らんま1/2」が好きでしたね。
恋愛の価値観ってことで言えば、これの影響めちゃめちゃ受けてます。
あっさり付き合ってくっつくラブコメよりも、こういう関係性こそ至高。
ですなあ。
やはり恋愛漫画はそこはかとなくでありたいもんです。
高橋留美子さんって、本当に偉いですわ。
こんばんわっす。
めぞん一刻では、八神さんが好きでした・・あのJK特有の無邪気さと不純さ、元気な子どもっぽさと策略といったアンバランスさがものすごく良く描けていると思うのですよ。
一方、響子さんは、手も握らせない男のことで泣いたり怒ったりの面倒くさくて重くて・・ダメでした。
ボクがロリコンになったのに一役買ってますね。
あの頃の高橋留美子がまだ漫画書いてるってのもすごいですよねぇ・・・
なんか読みたくなってきました。
大人買いしようかな・・
八神さんはラストでも五代くんのことが忘れられないままだったんですよねえ。
あんな可愛いJKに想われてみたいですよ。(もちろんボクもJK大好きのロリコンです!)
あちこちで高橋留美子さんの作品がいろいろと評されてますが、この『めぞん一刻』がボクのお気に入りです。
五代くんみたく女性に縁のある青春がやってみたかったなあ・・・。
PS・かのさんの新記事、これまたピリリとしたシャープな内容でしたね。自分は何者でもないクセに夫の肩書を印籠代わりにして偉ぶるなんて、歳食った女の嫌なところですよね。やはり女は23歳までですわ。(笑)
めぞん一刻を見てると恋がしたくなりますよね。
私も高校時代にめぞん一刻を読んで、「こういう大学生活を送りたい」と思ったものです。
私が処女厨になったのは、めぞん一刻の影響が大きいかも。
「好きな人としかやらない」のは女にとって当然!という価値観が出来上がってしまいました。
女性作者だからこその細やかな心の動きなんかも描写されていて名作ですよね!
「好きな人としかやらない」のは女にとって当然!という価値観・・・いやー、それボクも全く同じですよ。(笑)
男の勝手と言われそうだから口にはしないけど、心の中では「女は処女でないとアカン」ていうのがありますから。
さらに言えば、「男の三歩下がって影踏まず」で後から奥ゆかしくついて来てくれるような女性が良いんですがね。
ま、今時そんなこと言ったら炎上してしまうでしょけど・・・
淡い過去の回想がダークな現在に帰着する展開、エリトさんらしくてとても良かったです。
私も性癖については、ロリコン、ドミナント、キメセクと三重苦ですが、どうせやるなら経験が少ない女の方がいいというのは完全に同意します。やはり反応は初々しい方が興奮しますよね。
「ロリコン、ドミナント、キメセクと三重苦」とはすごいですね
ボクは「ロリコン、シロートDT、二次元コンプレックス」なのでロリコンだけが共通ですな。
いつか複数のアニメ顔美少女とクスリを飲んで遊んでみたいですわ。(笑)
ドミナントはドミナントとスレイブの意で、要はSMのSということです。ただ軽い意味のSMではなく、拘束、ムチ打ち、タトゥー、ピアッシングなどハードなやつです。
シロートDTは性癖ではないのでは?ロリコン、二次元だけでは一般的すぎてインパクトに欠けるので、なにかもうひとつ強烈な嗜好を追加してレベルアップをするべく、修練を積まれてはいかがですか?
は、はい、修練を積みます!本格派だなー(笑)