『柳沢きみお』という漫画家をご存知でしょうか?
主に1970年代後半から1980年代の少年誌で活躍していた人で、『翔んだカップル』の作者です。
※「活躍していた」などと過去形で書いちゃったけど、今も御年70歳にして健在らしい。
といっても、昔の漫画だから知らない人の方もいるかも知れない。
でも『特命係長 只野仁』の作者といえば分るんじゃないかな。
高橋克典が主演のちょっとエッチなハードボイルド系ドラマね。笑
柳沢きみおの「翔んだカップル」と「青き炎」
ボクはその柳沢きみおの昔の作品を集めてるんだけど、中でも先に出した『翔んだカップル』と『青き炎』という作品が大好物。
『青き炎』はもしかしたら以前にも取り上げた事があるかも知れない。田舎から上京して来た大学生の男子が金と権力を求めていろいろな悪事を重ねていく話ね。
この本はなんとか全巻そろった。
で、次は「翔んだカップル」を探そうと思ってる。
探すと言っても、昭和の昔と違って今はネットを叩けばAmazonでスグに見つかるから便利だけどね。
この「翔んだカップル」は当時かなりの人気で、確かTVドラマや映画にもなったんですね。
ボクは映画やTVドラマの方は興味なかったけど、漫画にはなぜか魅かれたんだ。
と言いながらも、話の筋道をすっかり忘れてて、さっきWikiで調べ直しました。笑
ただ、Wikiも深いところまでは説明が載ってなくて本当に表面的なあらすじだけだったので、知りたかった(思い出したかった)部分はモヤモヤしたまんまだ。
今回調べて分かったんだけど『翔んだカップル』は、いくつかのシリーズに分かれてて、
- 翔んだカップル(高校生編)
- 新・翔んだカップル(大学生編)
- 続・翔んだカップル(ボクサー編)
- 翔んだカップル21(番外編)
の4つのシリーズからなっているみたい。
でも実際は最初の『翔んだカップル(高校生編)』のみが面白くて、後はダメだったんじゃないかなー。
特に最後の『翔んだカップル21』なんて完全な駄作&蛇足。
なので後の3作品は除外して1作目の『翔んだカップル』のあらすじだけをWikiから引用させてもらいます。
ちょっと長いけど斜め読みで追いかけてくださいな。
主人公・田代勇介(たしろゆうすけ)は、共学の私立高校・北条高校に入学し、上京してきた。外国に行っているおじ夫婦宅の一軒家に独りで住むことになり、不動産屋に男性の同居人探しを依頼した。ところが、不動産屋の手違いから、可愛く無邪気ながらも気の強い少女・山葉圭(やまばけい)と同じ屋根の下で共同生活を送る羽目になる。勇介は圭に好意を抱くが、自分の気持ちに素直になれず、顔を合わせれば口ゲンカの日々。そんな勇介にクラスの才女・杉村秋美(すぎむらあきみ)が興味をもち急接近。勇介は秋美との仲を深める一方で圭への想いも捨てられず、2人の間で揺れ動くことになる。圭は次第に勇介への想いを自覚するようになるが、秋美への嫉妬が障壁となって想いを素直に伝えることができない。大学受験が迫る中、勇介は圭と秋美との関係、そして将来の進路に答えを出していく。
※赤字装飾は筆者。出典:翔んだカップル – Wikipedia
Wikiのあらすじを読んでもわかるように、青春学園漫画にありがちな平々凡々なストーリーなんだけど、後半になるに連れて少年誌とは思えないほどドロドロとした陰惨な展開になって行った記憶がある。
最後の赤字部分がそれなんだけど、ここが1番読みたいところ。(自分的には前半から中盤までのラブコメ風の部分はあまり興味はない)
上手い具合にあいまいなイメージだけが残ってて、具体的なストーリーは忘れてるから新鮮な気持ちで読めるんじゃないかとワクワクしてる。
もしかしたら子供の時に読んだからインパクトが強かっただけで、大人の今読んだら「な~んだ、大したことないや」となるかも知れない。
それでも、もう一回読みたい。
Amazonで検索したら1500円前後で全15巻揃うみたいだし、確か近所の古本屋にもっと安い価格でセット売りがあったような気がする。
ちょっと見に行ってみるかな。
じゃ。
追記|さっき晩ゴハンのついでにブックオフで「翔んだカップル」の15巻セットを入手したよ!
今この記事を見てくれてる人は深夜の0時以降だと思う。
でも、記事を書いてるのは23(日)の夜の7時過ぎ。
つまり、記事は24(月)の0:00に投稿されるよう予約をかけてるということデス。
で、ついさっきブックオフに行ったら「翔んだカップル」の15巻セットが1500円で売ってたんで買って来ましたよ!
今から買って来たビールを飲みながらジックリ味わうつもり。
後半のドロドロストーリーが楽しみ。笑
いずれ、読んだ感想記事も書く予定なんで乞うご期待!
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