『0円で生きる|小さくても豊かな経済の作り方』刊行記念でやった、鶴見さん、phaさん、かとうさんのトーク動画が上がってたんで貼っておきます。
今回は主に後半のトークを聞きながらの感想記事です。
【前半:鶴見済 × pha × かとうちあき 共有・無料のいいところ悪いところ】
【後半:鶴見済 × pha × かとうちあき 人間関係を流動的にする】
オルタナティブな居場所を作るにも金が要る問題
後半はお金の話からのスタート。
社会に適応できない人たちが集まってくる場所づくりをする際に、課金した方がいいんじゃないかって話。
というのも、無料ってことになると無制限にいろいろな人が来てしまい場が荒れることになるから、お金のハードルを設けて振り分けした方が良いんじゃないかってこと。
その関連エピソードで、鶴見さんのやってる「0円ショップ」から品物を(もちろん無料)持って行き、それを転売する連中の話にはビックリしたな。
そんなことをする輩がいるんなら有料にするのも仕方がないか。
また、ある程度の収入源がないと居場所の維持そのものができなくなるっていう、いわゆる必要経費の問題もある。
それを賄うことが難しいって鶴見さんが言ってたのは同感だな。
資本主義反対を唱えつつも活動費や維持経費のお金を出してくれってのは、理屈では分かってても気持ち的には摩擦を覚えるからなあ。
村八分|村社会の陰湿なイジメ問題
13:18(動画が13分18秒経過)辺りから始まるphaさんの田舎の話は自分的に心に刺さった。
やはり、田舎には村社会的な空気って未だに残ってるんだなあ。
村八分とかそこらのことね。
印象に残ったのは、phaさんの「村の人と家族になるつもり(でないと村ではやっていけない)」ってセリフ。
うんうん、わかるなー。私の住んでる地域も田舎の村社会だから、同じなんだよね。
ゴミ出しとか村の集会とか草取りとか…etc
とにかく、村社会ってのは「全員の和」が強く求められるから息苦しいんだよ。
それに従わないと村八分というね。
白土三平の漫画に出てきそうな農民たちの陰湿な世界。
仲間内でのイザコザが1番の厄介事
最後の方あたりで鶴見さんが口をモグモグさせながら言ったのが、コレ。
夜も寝られないぐらい頭を悩ませるのは、世界の平和問題とかじゃなくて隣人とのイザコザ問題ってやつ。
これまた、わかるなー。
結局、人間関係が1番厄介なんだよね。
これは学校や会社でも同じで、人間関係が元で鬱になったり自殺したりするんだから、本当はもっと真剣かつ重大に扱われてもいい問題だと思う。
コメント
はてなブログとは雰囲気が変わりましたね。こういうのも好きですよ。
あざっす!
ちょっと色合いを変えて書いてます。
でもそのうちまた面白記事も入れていく予定です。